本作は夏目漱石の小説家デビュー作です。1905年に雑誌『ホトトギス』で1回限りの読み切りとして発表されましたが、好評を博したため連載化されました。なお、主人公のモデルとなった実在の猫も、夏目家に迷い込んできた野良猫で、作中と同様に生涯名前がつけられなかったといわれています。